最新DAMランキングによるあいみょんのカラオケ人気曲ランキングトップ10
(曲名タップでその曲の動画に移動します)
- 1位 マリーゴールド
- 2位 君はロックを聴かない
- 3位 貴方解剖純愛歌~死ね~
- 4位 ハルノヒ
- 5位 愛を伝えたいだとか
- 6位 今夜このまま
- 7位 空の青さを知る人よ
- 8位 さよならの今日に
- 9位 生きていたんだよな
- 10位 ふたりの世界
- あいみょんについて
- カラオケでは
- まとめ
2019年のカラオケランキングで米津玄師のLemonに続き、代表曲「マリーゴールド」が第2位の座を長く維持してる。歌いやすい音域とメロディー、独特な表現の歌詞は若い女性たちを中心に絶大な支持を得てる。奇抜かつ文学的な歌詞はおっさんの自分が聴いても面白い。
10thシングルの「裸の心」がオフィシャルサイトで配信されてます。
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1位 マリーゴールド
2位 君はロックを聴かない
3位 貴方解剖純愛歌~死ね~
4位 ハルノヒ
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5位 愛を伝えたいだとか
6位 今夜このまま
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7位 空の青さを知る人よ
映画 空の青さを知る人よ 主題歌
8位 さよならの今日に
9位 生きていたんだよな
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10位 ふたりの世界
あいみょんについて
1995年、兵庫県西宮市生まれ
高校生の時に友人がYouTubeにアップしていた音楽番組出演し、そこで歌った映像を見た所属事務所の人間が高校卒業後にTwitter経由で連絡を取りデビューに至った。
なんという今風のサクセスストーリー。
デビューの仕方は今風だけど、音楽自体はそんなに特別今風のものではない。
アコースティックギターで語るように歌うシンプルなもの。
分かりやすい歌詞、わかりやすい音楽、
特徴的だなと思うのは、今の時代の歌詞って「思いをストレートに」という歌詞が多いが、あいみょんの歌詞はただストレートなわけではなく、悪い言い方だと回りくどい、良い言い方だと「文学的」な歌詞が多いなと。
それと、時々交える自虐が良いスパイスになってるなと。
こんな曲もあります。
ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌
曲名の最後の「歌」は「か」と読んで、
「当たり前だのクラッカー」
になります。昭和に流行った言葉です。曲全体がそう言う歌詞になってます。
それを絶対その時代を知らないであろう彼女が歌うのが面白い。
長くなるので二番以降の歌詞
ああ困ったちゃん今日は嫁のご機嫌が斜めでチョベリバ
許してちょんまげ悪かったごめんごメンゴしてバイビー
そんなバナナまさか浮気がバレてただなんて
おどろ木ももの木さんしょの木インド人もびっくりですな
エッチスケッチワンタッチこの街はどこに行ってもカワイコチャンだらけ
この星は増やしすぎてるアイドルを
おニャン子には勝てないぞ聖子ちゃんを知っているのか当たり前だのクラッカー
アッと驚く為五郎
モチのロンやったぜベイビー
冗談はよしこちゃん
おっとビックリ玉手箱
きしょいキボンヌナンジャラホイ
象が踏んでも壊れない
ちょっとタンマ トゥギャザーしようぜこの街はホントにエブリデイおニューが産まれる
この星の昔は今よりイケイケさ
知りたければインターネットで
ジュリアナ東京を見てみなさいこの街は毎日エブリタイム誘惑ばっかさ
この星はいつもナウいを求めて
古きよき言葉たちを忘れてしまうのだろう
忘れないで...忘れないでいてくれたらマンモスうれぴー
皮肉なのか「温故知新」なのかわからんけど、しかし昭和のしょーもない語呂で作った言葉や業界用語の逆さま言葉なんかをガンガン並べてます。
まー、古い日本に愛を込めてってところでしょうか(;^_^A
おっさんらと宴会カラオケに
「行かなければならない」
時にどーぞ使って下さい。これはウケます。我々全部意味わかるし(⌒-⌒; )
曲の作りは非常にわかりやすく、さらにサビはしっかり盛り上がる。
大勢での、しかもおっさんが多いカラオケでは鉄板だと思います。
しかしこう、あいみょんって人は結構早口で言葉を並べてても、さらに声は分厚く低いのに言葉がハッキリ聴こえる。言葉がストレスなく耳に入ってくるから言ってる事が伝わりやすくて良いですね。
カラオケでは
あいみょんの声、地声はものすごく低いですね。低いのもそうだけど響きが下にあるというか倍音がしっかり下に響いてるというか。なんせ説得力のある声です。息の量を必要とする声ですね。
地声の最高音は「レ」までで収まりますが、地声、ミックス、裏声を音の高さだけじゃなく、曲の雰囲気で使い分けてるという感じです。
ミックスは音域的に使う必要がないと思いますが、裏声になるところはしっかり裏声にした方が雰囲気は出ると思います。
しかし割と地声と裏声の行き来が細かい部分で行われるので、それは結構難しいかなー。
音域的には歌いやすい曲ばかり。しかし雰囲気をしっかり出そうと思うとなかなか難しい歌が多いかもしれませんね。
音楽って、サビ的な部分で音域が上がったり、音量が上がったり、伴奏分厚くして派手にしたりと、そこだけは盛り上がる演出をしてるわけですが、その演出の振り幅が少ない分、聴かせるというのはなかなかね。
あいみょんの音楽は詩が命。しっかり歌詞の意味を理解して歌うのが一番かと思います。
まとめ
あいみょんの歌を数十曲聴いてみて感じるのは
歌詞に綺麗事が少ない
歌の歌詞って万人に共感を得ようと思うとどうしても「美しい言葉」を並べて奉ってただの「良い歌」になってる場合が多い。
あいみょんはそれが少なく、
綺麗事だけじゃ生きれない
とでも言わんばかり。
さらにそれをただ言葉として並べるだけじゃなく、比喩的な表現なんかも駆使してコネクリ回してるのも歌詞として面白い。前述した通り関西人特有の自虐も駆使してますしね。
夢追いベンガル
という曲があって、その歌詞の中に
貯金通帳は白いカモメ
という歌詞が出てくる。
なんやねん白いカモメて(⌒-⌒; )
ネット内でもこの歌詞には様々議論があって、まぁ一番普通の解釈は、金が入ってない貯金通帳を広げて横から見たら開いてる様はカモメに見える。
解釈が非常に難しいけど、とにかく歌詞的にはだいぶ自暴自棄になってるなと。
それが男に裏切られたからなのか、上手く行かない人生そのものに対してなのかわからないけど、とにかくもうなんでもいいや、明日考えよう。と言う歌詞。明日になればまた新しい自分がいるさ。と言う希望も込めた歌詞なんでしょうけどね。
しかしこの人の歌詞は、
実におもしろい