カラオケ DAMとも お悩み相談室

カラオケブログです。DAMともだけに留まらずカラオケやJ-POP全般についてカラオケ目線から様々書いて行きます。

カラオケ DAMとも 上手くコラボする為のコツ コラボする時に考える10のポイント

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カラオケ DAMとも 上手くコラボする為のコツ

コラボする時に考える10のポイント

 

 

DAMともの楽しみの一つ「コラボ」

DAMともは日本中のカラオケ好きと繋がれるサイト。

www.utamarox.jp

 

DAMとも内ではたくさんの方がコラボしたりされたり、全く見ず知らずのDAMともユーザーさんとのカラオケを楽しんでます。

言ってもDAMともはカラオケ。

 

上手かろうが下手だろうが楽しきゃいいじゃん。

 

全くその通りなのですが、しかしせっかくやるなら上手くやりたい。コラボされる側からしてもせっかく作った素材にコラボするなら素敵にコラボして欲しい思うのが普通ですよね

www.utamarox.jp

 

自分のところにもたくさんの方がコラボに来てくださいます。

皆さん楽しく遊んでくれてて素材を作る側にとっては嬉しい限りなのですが、コラボに来るご本人たちからのメッセージを様々見てると 

  • もっと上手くコラボしたいんだけど、、、。
  • 上手く歌えなくてごめんなさい

というメッセージをよく見かけます。

 

自分はそこそこ音楽は分かる人間です。自分の事を棚に上げて個人的にアドバイスを送るのは簡単なのですが、しかし得体のしれないおっさんから偉そうにアドバイスなんかされても気分悪いだろうし、同じDAMともユーザーという立場でそんなことするのはおかしいし、ご本人達もそれなりに歌には自信を持ってらっしゃるだろうし。

 

何より自分、そんなに歌は上手くないし(;^_^A 

 

というわけで誰だかわからないのを良い事に、自分の事を棚に上げて上手にコラボするために考えることを様々考察していきます。

 

正直、カラオケでそんなごちゃごちゃ考えて歌いたくないと思われる方はここで失礼つかまつる<m(__)m>

 

歌う前の作業

コラボ相手の歌をしっかり聴く

これ以降を読んでらっしゃる方はコラボする前にコラボ相手の歌を聴いてない方はいないだろうと思います。

そしてコラボする曲はもう完全に知ってるものと思いますが、もしそうでないのならそもそもコラボする曲をしっかり聴いて一人で何度も歌って自分のものにしましょう。

その歌はマスターしたものとして話を進めます。

 

コラボ相手の歌をしっかり聴くというのは、ただ聴いているだけでもまあ良いのですが様々チェック項目があります。

 

・伴奏に対しての声の音量

・エコー(声の響き)

・抑揚や歌いまわし(カッコよく言えばフレージング)

・発音

・音の間違い

・テンポの揺らし、タメ

 

等々。

 

と、ものすごく文章が堅いしなんか授業みたいになりますが、今回はこれで行こうと思います。

 

コラボに来てくれる方の中にもこちらの歌を一度も聴かずにコラボに来てるなと思う方がたくさん見えます。それはそれでカラオケとして楽しんで歌って頂ければそれで良いのですが、コラボするってことは一緒に歌うという事なので、上手くコラボしようと思えば事前に相手の歌を聴いて合わせて歌うのはごく当たり前の事ですよね。

 

機械的な事について

機械的な事というのは、自分が歌う上での機械のセッティングですね。

上のチェック項目の中の一番上、声の音量。

 

カラオケの機械というのは店によって部屋によって様々に違いがあります。

まず機械が特殊な設定になっていないかをチェックします。

カラオケ機本体の下のアンプのマスター音量が下がってないか

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これは結構ある事なんです。

何か知らんけどいつもより音量が小さい。ミュージックの音量もマイクの音量も40とか50にしないと小さく感じる。逆になんかやかましい。そういう場合多分アンプのマスター音量が原因です。

 

マイク受信機側の音量設定

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カラオケBOXの赤外線マイクの受信機

 

カラオケ機本体のマイク音量ではなく、本体の上か後ろ、場合によっては後ろの配線の中に紛れて埃まみれになってる場合もありますが、赤と緑、黄色と白など色のついたつまみがある小さな機械。それが受信機です。

この受信機のつまみは通常時計で言う11時~12時の位置に設定されてると思いますが、何かの間違いで動いている場合があります。いじる人はいるんです。特に採点で遊んでる人なんかだとMAXまで上げてみたり。普通に歌ってるのにハウリング(キーン!と言う音)が出るとか、なんかやたら声が大きいと感じる場合はこれが原因かもしれません。

 

カラオケ機のミュージック、マイクの音量設定

これはコラボしてみてマイページにアップされたものを聴いてみないと細かい調整は出来ません。なんせ現地で録音後に再生したものとマイページにアップされたものでは音量バランスが全く違います。

とりあえず最初の設定はミュージックとマイクを同じ数値に設定します。

その状態で普通に録音してみて設定値を変えるわけですが、上に書いてある通り、

マイページにアップされたもの

を聴いて設定値を決めて下さい。設定値を決めたところで実際再録すると自分の耳で聴いた音に合わせて無意識に声を調整してしまうものですが、とりあえずの設定値は決めてしまわないといけません。

 

ハモりの素材で自分がメインを歌う場合、

メイン>ハモり

でなくてはいけません。ハモリはあくまでメインを引き立たせるためにあるもの。メインがハモリに埋もれているようではハモリの意味が違ってきます。

しかしハモりが聴こえないような音量ではなく、

 

メインの後ろにハモりが聴こえる。

 

コーラスグループの歌や特殊効果を狙った曲など特別な場合でない限りこの状態が絶対です。

・メインがデカすぎてハモりが聴こえない

・ハモりがデカすぎてメインが埋もれてる

この状態は非常に聴きにくい作品になります。

好みの問題はあると思いますが、あくまでメインの後ろにハモりが聴こえる。この状態を考えて設定値を決めましょう。

※調整の為の録音は最後まで歌う必要はありません。小さい音の部分と大きい音の部分が両方入ってれば問題ないので、冒頭からサビのワンフレーズまでで良いと思います。

 

エコーの設定

これが自分が他のユーザーさんのコラボを聴いてて一番感じること。

合わせるという意味で一番大事と言っても良いのは、響きを合わせるというのがものすごく大事なことで、いくら二人とも上手く歌っていても響きが合ってないと全く美しく聴こえません。

多くの人が自分が一番気持ちよいエコーの感じで歌ってると思いますが、なんせ相手がいること。片方はワンワン響きまくりで片方は響きが少ないと言う感じだと良いコラボにはなりませんね。デュエット曲などで一人ずつ歌って一緒に歌う場面がない曲なら特に問題ありませんが、ハモリだろうとなかろうと、人と一緒に歌う場面がある曲なら響きを合わせる事は当然考えるべき事です。

コラボ相手と響きを合わせる。響きの感覚を持った人でないとなかなか難しいとは思いますが、気にしてるのと気にしてないのでは大違いです。

 

相手の歌をよく聴いて下さい。

例えば、伸ばし終わって音が切れた時に「ワーン」と響きが残ってませんか?それが聴こえるようならエコーは結構多めにかけてあります。

逆に、響きが残らず声が伴奏より「近く」に聴こえる。そう言う場合はエコーが少ないって事です。エコーをかけまくってる人の歌は声自体が響きに埋もれた感じになり「遠く」で歌ってる感じになります。逆にエコーが少ない人の歌は声がハッキリ聴こえて感覚的に近くで歌ってる感じになります。

 

エコーの数値は多分どの機械でも共通だと思いますが、だいたい標準は20ぐらいでしょうかね。多めの人で25〜30、少ない人だと15程度って人もいます。ラップなど言葉数が多い歌ではエコーを10以下にしたりって場合もあります。

相手の数値を知らずにピッタリ合わせるのは不可能ですが、感覚でいつもの自分のエコーより多いか少ないかを判断して設定すると良いかと思います。

 

エコーの響きとは別に、男女の声の響きの差ってのもありますね。

男女の響きの差を考えるとどうしても男性の声の方が響きが多い。絶対とは言えませんがそう言う場合が多いです。だから女性とコラボする場合、包み込むような響きを求めるなら男性として歌えば良いですが、例えばハモりの場合、女性の声と美しくハモろうと思うとやはり少し響きを減らしてシャープな声にした方が綺麗に響きます。さらに、男性の高い声と女性の低い声でのハモりの場合、声のテンションが逆転してしまう場合もあります。

 

あとはマイクと口の距離と言うのも響きに影響します。

カラオケで使ってるマイクは基本的には「単一指向性のダイナミックマイク」と呼ばれるもの。マイクの先端に対して正面から入る音を拾うと言うもの。響きとの関係性は、マイクに口を近づけると響きが太くなり、離すと響きが細くなる。

 

たかがカラオケ、こんな事を考えて歌を歌いたくない。

 

そう思われるかと思いますが、上手にコラボしようと思うなら当然考える事です。

 

これでまだ歌う前の作業です(⌒-⌒; )

 

 

 

自分自身の歌い方について

ここまで見てきた通り、相手の歌い方や機械的な事はなんとなくでも理解できたと思います。それにプラスしてコラボする側の歌い方についてです。

 

歌い回しについて

一緒に歌う場面のないデュエット曲などは何も考える必要はありませんが(本当はある)、例えば誰かのハモり素材を使って歌う場合、素材を作る側として一人一人に合わせて素材を作ってあげたいのはやまやまですが、それはさすがに無理です(;^_^A

デュエット曲でサビを一緒に歌う曲でも同じですが、素材を作る側は基本的には

楽譜通り+α

ぐらいを心掛けて素材を作りますので、あんまり変な事はしてないはずです。

自分の素材で遊んでくれるのは嬉しいし、好きに使って頂ければ良いのですが、良いコラボにしようと思ったら歌い方自体も素材に合わせてくれないとどうにもなりません。

 

クセを出し過ぎない

人それぞれ歌い方にクセがあるのは当たり前ですが、素材を作る側はなるべくそのクセを出さないように頑張ってます。なのでテンポを大きくに揺らしたり、ピシッとハモる場所なのにしゃくり上げてみたり、ものすごーくタメてみたり。そういうオリジナリティーあふれる歌い方は一人で歌う場面で、ハモリが入ってきたら何卒ハモリに合わせて頂けると嬉しいです。

多重録音でバックコーラスだけを入れてる素材ならまだ何とかそれでも音楽になりはしますが、メロディーに対してのハモリを入れてる素材だとメロディーとハモリがズレてるとハモリは一体何のためにあるの?という話になりますね。ハモりがメロディーを邪魔してる感じになってしまいます。

素材の中でも一人で歌う場面は散々にオリジナリティーを出していただいて良いと思いますが、素材がハモリを入れてる場面は是非素材に合わせて、響きを楽しんで歌って頂きたいなと思います。

 

発音を合わせる

めちゃくちゃ細かいことに感じるかもしれませんが、これは基本中の基本です。

言葉の発音というのは人それぞれ全く違います。母音はさほど違いはないかと思いますが、子音に関しては相当の違いがあります。

一度録音したものを聴いてみて、自分の言葉だけが強く出過ぎてる場面がないかをチェックしましょう。

フレーズが始まって息が流れてる場所ではそこまで深く考えなくても良いと思いますが、息継ぎをした後などは発音が強くなったり弱くなったりしがち。

元々持ってる発音の違いは必ずあります。

すべとをピッタリというわけにはいきませんが、少し意識してるだけで仕上がりはまるで違います。

 

テンションを合わせる

テンションを合わせると言うのは特に難しい事を言ってるのではなく、素材を作る側が様々考えて、最初はテンションを低く、サビで爆発させるような感じで曲を作ってるにも関わらず最初から大音声でガンガン歌いまくりの人が多いという事。特に男性に多いですね。

楽曲として存在する曲で最初から最後まで大音量で演奏する曲って、探せばあるかも知れませんがほぼないはずです。相手がどう言う意図を持って歌ってるのかよく考えて歌いましょう。

 

気持ちを合わせる

ここまで散々技術的な事を事務的に書いてきましたが、音楽って最終的には「聴いてくれる人に何を伝えるか」が一番大事な事なんだと思います。

聴いてくれる相手が特定の人である場合

・自分の事を良く知ってる人や特別な感情を持った相手、

・自分の友人、恋人、妻や夫、親、我が子など  

そう言う関係性の人を相手に歌を歌うのなら技術は必要ありません。気持ちさえこもってれば相手には自分の思いは伝わります。

しかしそれが不特定多数の人に聴いてもらう場合、何かを伝える為には技術が絶対に必要です。音楽を演奏する側の人間というのはいつもそこで戦ってます。技術的にそれなりのレベルにないと聴いてさえくれません。

技術的な部分をしっかりクリアして、歌詞の内容、相手の歌い方、感情の込め方まで思いを馳せて一緒に歌えればそれが最高なんですけど、なかなかそこまでは難しいですね(⌒-⌒; )

隣で歌ってるならそれも出来るでしょうが、機械から出てくる音、声だけでそれを感じるのは難しいとは思います。しかし考えているだけで全然違うものです。意識の中に置いておくと良いと思います。

 

たかがカラオケでそこまで考えたくない。

 

そりゃその通りです。

 

しかし、もっと上手く歌いたい、さらにはDAMともでみんなに自分の歌を「お付き合い」じゃなく聴いてもらいたい、さらにさらにコラボした相手に喜んでもらいたいと思うなら、様々考えて、それなりに練習して、良いコラボ作品に仕上げてアップしたいものです。

 

またコラボして欲しい

 

早く次の素材をアップして欲しい

 

と渇望してる人が何人かでもいてくれるとDAMともは100倍楽しくなります。軽く優越感にも浸れます(⌒-⌒; )

 

なんせ、ご自身が楽しいと思える範囲で質の高い、良いコラボ作品を作りましょう。