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雨の日のカラオケ定番曲 雨音はショパンの調べ 小林麻美 1984年

 

雨の日のカラオケ定番曲 雨音はショパンの調べ 小林麻美1984年

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原曲はイタリア人歌手ガゼボの「I Like Chopin」

この曲名を見ただけだと

「どこにショパンが入ってんねん!」

と言いたくなる方もいらっしゃるかと。

Chopin」これでショパンと読むんです。

どう見てもチョピン。譲歩してショピンですけどね

(⌒-⌒; )

 

1983年に原曲の「I Like Chopin」が発表され、ヨーロッパのヒットチャートで1位を獲得するなど大ヒット。日本でも全体の9位、洋楽チャートでは1位を獲得してます。

 

I Like Chopin    Gazebo

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そして日本ではその翌年1984年に原曲の「I Like Chopin」を小林麻美がカバーした「雨音はショパンの調べ」がリリースされます。

オリコンヒットチャートでは3週連続1位、年間ランキングでも12位を獲得。売り上げ枚数は52万枚。大ヒットですね。

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この曲の良さは全体の雰囲気もさることながら、なんと言っても曲名に「ショパン」を使ってるだけあってピアノのメロディーの素晴らしさじゃないでしょうか。

特に前奏のピアノのメロディーは秀逸ですね。本編にはないメロディー。本編ではコードがほぼ長調なのに対し短調のコードを使って少し悲しげな雰囲気を醸し出す。

非常に魅力的なメロディーですよね。

さらに曲中でも歌詞の繋ぎでピアノの動きを入れたりと、ショパン=ピアノを意識した感じがあります。

音楽的には非常にシンプルなもので、

Aメロ→Bメロ→サビと進むのですが、サビ以外の作りが極めてシンプル。

 

ちょっと比較してみます。

 

・雨音はショパンの調べAメロ冒頭4小節の歌詞

耳をふさぐ 指をくぐり    

 

続きましてー

 

ポルノグラフィティ   サウダージ Aメロ冒頭4小節の歌詞

嘘をつくくらいなら 何も話してくれなくていい  貴方は去って行くの それだけはわかっているから

 

雨音はショパンの調べ   言葉数12文字。

サウダージ                     言葉数44文字。

 

ものすごく極端な比較ですが、早口言葉みたいなサウダージに対して雨音はショパンの調べはものすごーくゆったりシンプルですね。1小節に3つしか言葉が入ってない。同じ尺の中にサウダージは3倍近い言葉が入ってます。

しかしこの前半のシンプルさがサビのインパクトを生んでます。サビは少し言葉数が増えます。そして歌の音域的にも前半は落ち着いた声で歌える低音域。最後のフレーズはラストに向けてどんどん上がって行きます。最初が最初だけに結構な高揚感がありますね。

 

そしてこの曲の日本語の歌詞を作詞したのは、

な、な、なんとあの松任谷由実さん。

もっと古い時代には荒井由実名義 、途中からは楽曲提供する際のペンネーム「呉田軽穂」名義で多数の楽曲をアーティストに提供していたユーミン松任谷由実名義としてオリコン1位を獲得した最初の楽曲がこの曲だそうです。

 

ちなみにどんなアーティストに楽曲を提供してるかと言うと

全部書きだしたらとんでもない数になるので本当に有名なものだけ

 

荒井由実名義

 その他多数。

 

呉田軽穂名義

呉田軽穂名義では特に松田聖子への楽曲提供が有名

松田聖子への楽曲は全て作詞ではなく作曲を呉田軽穂名義で行なっています。この松田聖子の有名な曲の数々。実は全部ユーミンが書いてたんです。

 

この「雨音はショパンの調べ」

英語で歌われたガゼボの「I Like Chopin」を訳したものではなく、ユーミンのオリジナルの歌詞。

 

ガゼボ版のサビの歌詞

サビの歌詞は

雨の日はサヨナラなど言えない
求めないで僕たちが一緒の時は
雨の日が増えていく 君の瞳の中に
教えて欲しい 僕はどうすればいいのかを

引用、洋楽歌詞和訳・ときどき邦楽英訳さん

http://musiclyrics.blog.jp/archives/12196874.html 

男性的な直接的な表現のラブソングですね。 

 

小林麻美版の歌詞

耳をふさぐ 指をくぐり

心 痺らす 甘い調べ

止めて あのショパン

彼にはもう 会えないの

Rainy Days 断ち切れず

窓を叩かないで

Rainy Days 気休めは 麻薬 Ah

直接なにかストーリーがあるとかではなく、窓を叩く雨を見つめつつ、全てを理解した上で彼の事を思い出してる感じですかね。

なんせ、大人の女性の雰囲気です。

様々なところでこの小林麻美さんの歌が「アンニュイ」と言う言葉で表現されています。アンニュイは「気だるい」と言う意味だそうです。

もう「気だるい」はピッタリですね。しかし小林麻美さんが歌うこの感じ。ただ気だるいのではなく「落ち着いた気だるさ」がありますね。

 

歌詞も音楽も、性別や感覚も原曲とは違う。

ユーロビートの「I Like Chopin」に対してジャパニーズポップスの「雨音はショパンの調べ」

 

どちらも魅力的な音楽ですが、自分的には「雨音」の方が好きかな。

 

最後に、

こんだけショパンショパン言ってきたわけで、ちょっとぐらい紹介しとかないとショパンさんがお怒りになるかと思うので(⌒-⌒; )

 

フレデリック・フランソワ・ショパン

ポーランド人のピアニスト、作曲家

作曲した曲の大半がピアノソロ用の作品。ポーランド愛が強く、ポーランドの舞曲「ポロネーズ」や「マズルカ」等を題材とした作品も多い。

割愛!

 

ど有名な曲は「雨音」とは程遠い曲が並んでますね。

 

ショパン  エチュード 作品10-12「革命」

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エチュードとは練習曲と言う意味。高い音のメロディーに耳が行ってしまいがちだけど、低い音をちゃんと聴いてみて下さい。

まさに地獄。これは明らかに左手の練習曲。

 

ショパン ノクターン

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ノクターン夜想曲と言う意味。これも高い音の落ち着いたメロディーに耳が行ってしまいがちですが、左手は結構な地獄。休む事なくいちいち違う和音を刻み続ける。

シンクロナイズドスイミングみたいな感じを想像して頂ければ。

水上で華麗に舞う上半身(右手)

水中で果てしなく立ち泳ぎをする下半身(左手)

上手い例えだ(⌒-⌒; )

 

ショパン 24の前奏曲第7番

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実はこれショパンです。

昭和を生きた日本人には「前奏曲 いい薬です」にしか聴こえませんね。

 

ショパン 雨だれ

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やっと雨の曲です。イメージは少し違うけど、これなら「雨音はショパンの調べ」と言える曲です。

 

日本列島は梅雨入りですね。鬱陶しい雨。雨音をショパンの調べだと思って乗り切りましょう。

 

長~い記事、途中飛ばしたとしても最後までたどり着いて頂きありがとうございます。

 

 

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