カラオケの鉄人 営業状況のお知らせ
東京、神奈川、千葉に店舗を展開するカラオケBOX、
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言発令から営業自粛を続けていたが、5月7日より、テレワークの為の一人利用、一人カラオケでの利用限定で営業を再開したそうです。郊外店はほとんど10時~20時の時短営業で再開してますが、中心部の店舗では休業中の店舗もあります。
休業中の店舗
営業再開について
この対応には批判もあるかと思いますが、自分としては妥当な判断だと思います。
自粛が叫ばれるようになって既に3ヵ月。緊急事態宣言による休業要請から1ヵ月が過ぎましたが、要請に強制力がなく、自粛する人だけが自粛している状況で感染拡大を阻止出来ているとは思えず、いたずらに自粛期間を延ばすだけでは状況は変わらない。
今の状況で緊急事態宣言を延長してこのまま休業したとして、自粛が徹底されないなら1ヵ月後に状況が改善するとも思えない。
自粛を解除するにしても世論に押されて拡大阻止出来てない状況で適当な理由を拡大解釈して無理やり解除するだけだと思う。
ならば早いか遅いかの違いでしかない。
やり方をよく考えて、感染対策をしっかりして、営業再開するのが一番だと思う。
確かに、不要不急の外出自体を自粛するように要請されてるわけで、カラオケなんて不要不急なわけはないし、カラオケに行くときに公共交通機関で移動する人もいるだろうし、今の状況には反した行動なのかもしれないが、同じことを繰り返すが、徹底して状況が変わるならそれでも自粛で良いと思うが、間違いなく徹底はできないわけだから状況は同じ。
カラオケは複数でやればクラスターの温床になることは間違いない。しかし一人カラオケならそれ自体は感染症とは関係ないでしょう。
歌を歌えば誰でも少なからず喉が炎症を起こす。だから感染しやすくなるとか、考えればいくらでも感染症と結び付けられるが、そこまで言うならすべての行動が結びついてしまう。
気を付けないといけない事は2つあるなと。
問題点① お年寄り
4月26日発表のDAMのカラオケランキングで60代以上の人が歌うであろう曲が数多く上位にランクインしてる。
どこでカラオケをやってたのかは知らないけど、新型コロナウイルスに感染して重症化する人の多くはお年寄り。命にかかわるのもそう。
自分が最後にカラオケBOXに行ったのは2月の下旬。既に自粛が叫ばれていたが、一人なら問題ないかと思って行ってみたら、そこにはお年寄りの集団が。自分が感染者でうつしてもいかんし、何よりその光景に引いてしまって結局カラオケはやらなったが、お年寄りというのはほとんどの人が情弱で、今の状況も現実味がない人が多数いる。カラオケ屋が営業してるとなれば歌いに行く人は多いだろうなと。
本当はお年寄りこそ外出を控えて欲しい状況なのでね。
問題点② 別々に部屋に入って合流
「1部屋いくら」のカラオケBOXならそれはないだろうが、今のカラオケBOXのほほとんどは「ひとりいくら」の料金設定。3人で別々に入って後で合流して3人でカラオケというのもやる人はやるかなと。
一人カラオケにはだいたいどこでも少し高めの料金設定があるが、今はどのみちそれしかないわけで、そういう考えも浮かんでくるだろうなと。
そこは店側にしっかり管理していただかないといけないなと思いますね。
とか細かいことを書いてますが、無責任に言わせてもらうと
自分の本音
この文章の随所にそれは出てると思いますが
徹底できないなら解除せよ
が本音です。
細かい事ごちゃごちゃ言っててもやる人はやるしやらない人はやらない。状況は変わらないでしょう。
日本にこの感染症が蔓延し出したのは世界でも早い方だった。そりゃ隣の中国からくるわけで早いのは当たり前。世界各国で外出禁止が解除の方向に向かってるいま、日本は感染者、死者ともに欧米に比べたら少ないけど、完全に取り残された状態です。
それなりの経済活動を維持したまま感染拡大を抑えてると言う意味ではこれで正解なのかもしれないが、それなりの経済活動が維持されてない業種もたくさんあるわけです。
さらに言えば自粛をするべきものが自粛せず、感染を拡大させてると言える状況。
言い出したらキリがないが、自粛しない人はそれぞれ勝手な自己主張、権利主張をしてる状態。企業だけじゃなく、家庭もそう。
我々は民主主義国家に暮らしているわけで、自分に主張があっても国が決めたことは一応は守るべき立場にある。
今の時代、SNSというものがあるので、国民の意見を仕切る側が目にする機会が昔よりは多い。
給付金一律10万円などはその声が国を動かしたと言っても良い。
国も国で
どこに目線を合わせて対策をしているのかよくわからないし、方向性がまるで見えない中途半端な対策ばかりで本気で感染拡大を阻止しようとしてるとは思えない。アベノマスクの受注業者の件のように、緊急事態に政治活動をしてる人も多々いるしね。世界中がそうだから責められる事はないとでも考えているように見える危機感のなさ。全くの他人事な感じ。
マスコミも
思えば一斉休校の要請が出た時にワイドショーなどで報じられたのは、
・大人は自由に遊べるのに
・子供のストレスが、
・子供や旦那が家にいる母親のストレス
・休業補償は
・子供を預ける場所がない
こう言う言わば、自粛に対してネガティブな事ばかりが報じられた。
人間と言うのは、不満に乗っかる生き物。
ポジティブな情報にはさほど反応はしないが、不平不満にはここぞとばかりに同調する。
そして自粛時には外で遊ぶ家族の姿や人で賑わう商店街、営業を続けるパチンコ屋に出来た行列等をネタにしてた。
マスコミ的には「叩くネタ」というのは美味しいものなわけだけど、それを見た人間がどういう行動に出るか
・怒りを覚えて攻撃をする
・集団心理が働いて「なら自分も」
となる。
その2つの感情が対立し、暴力沙汰まで起きてる。
これで緊急事態宣言を延長。
頭がおかしい
確かに今の状況で自粛を解除すれば感染者が爆発的に増えるのかもしれないが、状況が改善する見込みが全く見えない状態での自粛延長に意味があるとは思えない。
もう普通に暮らした方が良いんじゃない?