カラオケランキング上位のアーティスト別
人気曲ランキングと歌いやすい曲5選。
米津玄師
代表作「Lemon」はDAM、JOYSOUND、共に2018年の年間ランキングの第1位。さらに2019年も上半期の第1位は決定的。もう一年ぐらい1位を守っている状況。
みんなでカラオケに行くと「レモン」の奪い合い状態になってるんだろうなと(⌒-⌒; )
米津玄師のカラオケ人気曲ランキング(JOYSOUND)
1 Lemon
2 アイネクライネ
3 Flamingo
4 ピースサイン
5 灰色と青
6 LOSER
7 ORION
8 春雷
9 ゴーゴー幽霊船
米津玄師の曲の特徴
・早口で複雑なリズムを刻む
・音をわざとズラして意表をつくコードを使う
・サビ以外は低音で歌う場面が多い。サビで高い音は出てくるが「高い音」として使ってるのでなんとかなる
・サビの伴奏が分厚いので声が出しやすいし盛り上がる
ラップではないけれど、早口でたくさんの言葉を詰め込んで来る米津作品。しっかり練習するのはもちろんですが、カラオケ機のエコーを少し弄って普通エコーは20以上で歌ってると思いますがそれを15あたりまで絞ると言葉がハッキリ聴こえやすいかと。
音域的にはなんとかなる音域ですが、高いのがダメなら迷わずマイナス1。
女性が歌う場合は最初の低音がキツいので上の音域を考えてもプラス4〜5ぐらいが良いかと。
基本的に最高音は地声だと「A」まで。裏声を駆使してその上も歌いますが、それはしっかり裏声で歌う方が雰囲気は出ますね。
音楽なので音の高さは決まってますが、歌詞を良く理解して言葉の意味自体のニュアンスを出して歌うとより魅力的になりますね。
Lemon
最高音はhi「B」(シ)なんですが、1番2番はその音を裏声で出し、ラストのサビは地声(多分ミックス)で出します。しかし無理ならそこも裏声で大丈夫。そこさえクリアすれば他は基本的に「ファ#」まで。しかし柔らかく歌いたいCメロで「ソ#」が出てきます。地声か裏声か迷う場面です。
皆さんが歌ってるのを聴いてて案外苦労してるのは、スウィングと言うか「付点」のリズムですね。
サビの「あーのひーのかなーしみーさえ」
が「あのひのかなーしみーさえ」
に近くなってる人が多いです。曲全体に渡って多用されているリズムですが、油断すると間が詰まって「あのひの」になりがち。さらにこのリズムが詰まると当然テンポが前に転がるのでわけがわからなくなる。
音域はAメロの低音域からサビの高音域までまんべんなく使われています。さらにわざと音をズラすような米津玄師特有の音の使い方をしている場面がかなりあるので、しっかり音程を取る練習をして歌いましょう。
Flamingo
リズムの取り方、音程の取り方も非常に難しい。完璧に覚えて歌いたい。原キーでの最高音は「ソ」しかし速いメロディーの中にサラッと入るためなかなか難儀。この曲の見せ場はCメロのコブシ&ズラし&巻き舌。
氷雨に打たれて鼻垂らし あたしは右手に猫じゃらし
今日日この程度じゃ騙せない 間で彷徨う常しえに
地獄の閻魔に申し入り あの子を見受けておくんなまし
酔いどれ張り子の物語 やったれ死ぬまで猿芝居
浮気がバレてヤサグレてる女性の歌ですわな(⌒-⌒; )
コブシ&ズラし&巻き舌満載でヤサグレ感をしっかり出しましょう。
歌詞的に女性目線と男性目線が入り混じる感じなので、歌い方そのものは変えなくても雰囲気に変化は必要かと思います。
決して歌いやすくはないですが、挑戦してみたい曲ですね。
春雷
明るく非常にわかりやすくさらにノリが良いサビのメロディーが特徴的。
これは歌うと盛り上がるなと。
原キーでの最高音は「ソ♯」高い声が苦手な男性にはキツイ音域ですが、高い音として出てくるので何とかなるかと思います。
以下春雷に対しての米津玄師本人の談
何かを熱烈に追い求める瞬間っていうのは、自分の人生の中でも何度かあって。熱烈に思えば思うほど、それが痛みになる瞬間があって。で、自分はそういう痛みによって育てられてきたなあって。その相反する感じ。”春雷”っていうタイトルも、春と雷っていうふたつのイメージがもたらすアンビバレンスな感じ。そういうものがやっぱ美しいと思う。
サンタマリア
アイネクライネではなくあえてサンタマリアをチョイス。
米津玄師名義でのメジャーデビュー曲
難曲揃いの米津玄師の曲の中では譜面づらで言えば歌いやすい曲。地声での最高音は「ソ♭」裏声では「シ♭」が出てくる。
スローバラードですが歌詞は結構衝撃的で面会室で彼女と対面してる場面から始まる。
今は一緒になれないけど、全てを乗り越えて一緒に歩いていこう。的な感じです。
上手く歌えば彼女の気持ちを掴めるキメ曲になるかも。
打上花火
米津玄師ソロヴァージョンもありますが、やはりここは女性と一瞬に歌いたいですね。
ハモりの無いデュオ。技術的には非常に歌いやすい曲だとは思いますが、あの切ない雰囲気を出すのは個人の感覚なのでね。
センスの差が出まっせ!
曲中最高音は「ミ♭」男性にとっては非常に健康的。しかし女性にとっては高いですね。二人一緒に歌うサビで出てきますので、女性が高い声がキツそうなら男性が大きめに出してカバーしてあげましょう。
なんせ、女性主役のこの曲、男性は女性の息を吸うタイミングまで感じて合わせてあげる。
これ大事。
ゴーゴー幽霊船
ボカロからメジャーデビューした最初のアルバム「diorama」に収録されてる作品。イラスト動画が面白い。
このブログ内の「本格的に高い声が苦手な男性」コーナーで紹介しようと思った曲。
最高音は「ソ#」だが、短い音でちょいちょい出てくるだけ。あとは基本的に低い音域で曲が進む。相変わらずサビ以外はリズムが様々ですが、サビは非常にわかりやすく歌いやすい。
終わりに
自分の主観ですが、米津玄師は流行りの人ではないと思います。作品自体本当に魅力的。
若い人にも、我々おっさん世代にも、男性にも女性にも、まさに「老若男女」から支持を得てる。おそらく数十年経っても残るものばかり。
この先もみんなから支持される、愛される曲をガンガン出して行って欲しいですね。
さて、歌いに行きますか(⌒-⌒; )
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