先日「カラハラ」と言う言葉を目にしました。
カラオケハラスメント
広告代理店に勤務する20代の女性の悩みは、音痴であること。カラオケが大の苦手で、接待でもマイクを握ることを拒否してきた。しかしある日、取引先の役員から「皆、歌っている。接待する側が歌わないのは、失礼だ」と言われた。
女性は断ろうとしたが、周囲で「歌え、歌え」のコールも始まった。しかたなく女性が流行遅れの歌謡曲を歌おうとすると、イントロが流れ出した瞬間からシラケムードに。歌い終えると、取引先の役員にこう言われたという。
「お前、ナメてんのか」
翌日、上司から取引先の担当を外れるよう告げられた。異議を申し立てても
「どんな理由であれ先方を怒らせたことが悪い。これからカラオケを練習し、皆を楽しませられなければ、会社を辞めてもらう」
と言われたという。人事部のハラスメント対応窓口に相談しても、上司が正しいとされた。
引用 キャリコネ
「カラハラ」なんて言葉で語られはしなかったけど、全然昔からあった状況ではある。
たまんないね。これ「カラハラ」なんて言うからカラオケが悪い感じになってるけど、こんなもんただの「パワハラ」だ。
まー、確かに営業や付き合いの多い職種の人間ってのは取引先の相手によって様々趣味を合わせる為に日々努力をしてる人は多い。
やりたくもないゴルフを練習して、飲めない酒を飲めるように努力して、なんか面白い話題はないかと日々ネタを集め、カラオケの宴会ネタの収集にも余念がない。
それが営業と言われればそれまでだし、いくら苦手とは言え頑なに歌わない彼女にも問題はあるとは思う。
しかしそれを理由に異動やクビと言う言葉が出てくるのが嫌だね。
取り引き先を怒らせたと言ってこんな事で怒る取り引き先もどうかと思うしね。
接待してんだからお前たちが楽しませろ。
と言う事なんだろうけど、
器の小さいヤツだ。
自分は学生時代にスナックでバイトしてた事もありカラオケでの振る舞いには長けてる。実際自分はサラリーマンと言うのは1年半しかやった事がないけど、カラオケでのパフォーマンスが良い事で上司の覚えが良く、様々な場面に連れ出された。仕事の能力は大したことないのに人より早く出世した。
正直、
こんなものが評価の対象になるとは。
と不思議に思ったものだ。
逆に言えばそういう場面での立ち振る舞いが悪い人間は能力があっても評価されないって事だ。
まだ我々世代がいる限り接待される側が接待されてます感を前面に押し出してくる状況は続くとは思うが、そんな接待感丸出しの接待は減りつつある。
しかし広告代理店や商社、医者と製薬会社などの接待は普遍的なものかも知れませんね。
絶対的な主従関係的なね。
大勢でのカラオケというのは歌う人間一人が場を盛り上げるってのはなかなか難しい。
周りの協力が不可欠と言うか。
そりゃとんでもない歌唱力を持ってたり、クオリティの高い笑いのネタがあったりと言うなら話は別だけど、俗に言う「盛り上がる曲」を歌ったとしても周りの協力がないとなかなか盛り上げるのは難しい。
というか歌えと強要したなら、歌えとコールした周りも、何故シラケた態度を取る?
無理矢理歌わせたなら下手だろうが選曲が悪かろうがみんなで盛り上げるのが普通やないかっ!
その状況、ただ歌が苦手な人を晒しもんにしてるだけやし。
歌が苦手なら歌わなくても楽しめる状況を作ってあげないと。
苦手でも歌ってもいいかなと思える雰囲気を作ってあげないと。
とか色々言ってますけど、
既に一人でしかカラオケに行かない自分。
こう言う話
無縁です(⌒-⌒; )