音楽シーンで平成を振り返る① 平成元年
- 1位 Diamonds プリンセス・プリンセス
- 2位 世界でいちばん熱い夏 プリンセス・プリンセス
- 3位 とんぼ 長渕剛
- 4位 太陽がいっぱい 光GENJI
- 5位 愛が止まらない Wink
- 6位 恋一夜 工藤静香
- 7位 淋しい熱帯魚 Wink
- 8位 嵐の素顔 工藤静香
- 9位 黄砂に吹かれて 工藤静香
- 10位 涙を見せないで wink
平成元年(1989年)
世はバブルに浮かれ、まもなく始まる低迷期の事などわかってはいるが見ないフリをして浮かれまくってた時代。
ディスコではユーロビートが流れ、日本の音楽シーンはバンドブーム真っ盛り。「イカ天」ことイカすバンド天国と言うオーディション番組から多くのバンドがメジャーデビューした。
本当は1記事で30年を振り返るつもりだったけど、
む、無理(⌒-⌒; )
特に前半は思い入れがありすぎて語ってしまうので年度ごとのランキングとランク外も含めて様々語ります。
平成元年(1989年)
1位 Diamonds プリンセス・プリンセス
2位 世界でいちばん熱い夏 プリンセス・プリンセス
3位 とんぼ 長渕剛
4位 太陽がいっぱい 光GENJI
5位 愛が止まらない Wink
6位 恋一夜 工藤静香
7位 淋しい熱帯魚 Wink
8位 嵐の素顔 工藤静香
9位 黄砂に吹かれて 工藤静香
10位 涙を見せないで wink
邦楽ヒットチャートはこんな感じです。
すげーなΣ(・□・;)
この記事を書くにあたって色々動画を見たのですが、工藤静香の衣装とメイク、髪型は全くこの時代の感じ。
肩パットバリバリのボディコンスーツにキメキメのメイクと髪型でキレッキレに踊ってる。
この時代はみんながカッコつけてた時代。あれが普通だったもんなー。
プリプリのPVもめちゃ張り切って歌ってた。
そんな中winkの二人の無機質さが非常に面白い。
ランキング外にも様々この時代を感じさせるアーティスト、曲がたくさん。
Runner 爆風スランプ
GLORIA ZIGGY
紅(kurenai) X(JAPAN)
大迷惑 ユニコーン
目を閉じておいでよ バービーボーイズ
TRAIN-TRAIN THE BLUE HEARTS
TIME ZONE 男闘呼組
森高千里が「17才」でデビューしたのもこの年。その後大ブレイク。
美空ひばりさん死去。美空ひばりさんの遺作はこの年発売の「川の流れのように」この年に女性として初めて国民栄誉賞を受賞。
我々世代にはそこまで馴染みはない美空ひばりさん。我々より年上の世代には大きな存在だったのだろうと思います。自分はこの方の歌をオンタイムではそんなに聴いてないけど、今この年齢になって改めて聴くとたまらないものがあります。生で聴いてみたかったなー。
オフコースが解散したのもこの年だそうです。
我々世代には馴染みの深い、TBSの音楽番組「ザ・ベストテン」がこの年で終了。ひとつの時代の終わりを感じましたね。
新語、流行語大賞は
新語→セクシャルハラスメント
流行語→オバタリアン
・オバタリアンとは、言葉自体は「おばさん」とアメリカのホラー映画「バタリアン」を足した造語。バタリアンは大群の意味らしい。生活の様々な場面で羞恥心なく周りに迷惑をかけまくる中年女性の事。よく揶揄されたのが、電車のロングシートで少しの隙間にお尻をねじ込んで座ろうとする姿や、スーパーでビニール袋を大量に持ち去る姿などかテレビで扱われた。
バブル景気に湧いた平成元年までの数年。街には人があふれ、ディスコに行けば本当に万札が舞ってた時代。見た目の良い女性なんかはディスコに行くだけでチップ、お小遣い、タクシー代で1日数万円は稼げた(青田典子談)らしい。とにかく普通のサラリーマンが会社の経費を湯水のように使えた時代だからね。土地やマンションが高騰し、東京都内の高級マンションの価格は軒並み1億円を超え「億ション」と呼ばれた。全くの素人が建設会社を立ち上げればどんどん仕事が舞い込み、接待で金を使ってもそれが何倍にもなって返って来る。しかし実際そこにお金があるわけではなく、あくまで株式の含み益で資産を計上してお金を使う。
まさしくバブルですね。
この年の年末の大納会で株価の最高値38,957円44銭を記録。そして翌年の1990年の取り引き開始から株価は下落を始め、バブルは崩壊へと向かう。
平成元年だけでこんな長くなるかね(⌒-⌒; )